「時間をかけてメイクをしたのにノリが良くない・・・」
なんて経験はありませんか?
そういう肌はだいたい”キメ゛が粗い状態にあります。
乾燥や紫外線などの影響によって、角質層がランダムにはがれているのです。
ここではていねいなケアが必要になります。
正しいお手入れを行うために、まずは肌の基本構造や役割を理解することが大事です☆
皮膚の表面は縦、横、斜めに細かい溝があります。
そして三角形やひし形、多角形などに区切られていています。
この溝のことを
「皮溝」
と言い、この皮溝に囲まれて盛り上がった部分を
「皮丘」
と言います。
皮溝は、皮脂を肌表面全体に広げる働きをしたり、皮膚がピンと張ったときのゆとリの役割をします。
皮丘の真ん中あたりには汗が排泄される
「汗孔」
があります。
この皮溝の深さや皮丘の形が、肌の外観に大きく影響するのです。
これがいわゆる
“肌のキメ”
というやつです。
キメの細かい肌とは?
キメの細かい肌は、凹凸がキレイに並んでいます。
浅い皮溝と細かい皮丘が規則正しく並んだ肌はとてもキレイに見えます。
このような美しさに弾力性の備わった肌が一般的にキメ細かい肌と呼ばれていますね。
若い肌はキメの凹凸がはっきりしていますが、年齢を重ねるにつれてどうしてもぼやけていきます。。。
そもそも肌は、体を守るために袋のような構造をしていて、
・外側でバリア機能を備える「表皮」
・弾力を司る「真皮」
・エネルギーを脂肪としてで蓄える「皮下組織」
という3層構造になっています。
これらのそれぞれが体を保護し、肌を健やかに保つ役割を担っています。
多くの種類の細胞が集まり、相互に関連し合って多くの機能を果たしています。
皮膚は最前線で紫外線などの有害物質や病原菌の侵入を防いで体を守る役割をしてくれています。
また、皮脂の分泌や体温調節などを行いながら、体に必要なものの流出を防いで、体内の環境を保つ働きもしています。
そんな皮膚の厚さですが、大人の場合で皮下組織を除くとわずか0.5~2ミリ程度です。
袋のような構造を持つ肌
肌というのは体を守るために袋のような構造をしています。
その袋は、一番外側でバリア機能を備える「表皮」、弾力を司る「真皮」、エネルギーを脂肪の形で蓄える「皮下組織」の3層構造によって成り立っています。
それぞれが体を保護し、肌を健やかに保つ役割を担っています。
そんな皮膚の厚さは大人の場合で皮下組織を除いてわずか0.5~2ミリ程度です。
多くの種類の細胞が集まり、相互に関連しあって多くの機能を果たしています。
皮膚は外部との境界という最前線で紫外線などの有害物質や病原菌の進入を防いでくれているのです。
また、皮脂の分泌や体温調節などを行いながら体に必要なものの流出を防ぐことでも体内の環境を保っています。
やってはいけない!NGチェック
キメが粗くなっている肌をそのまま放置する
キメが粗くなっている肌は放置せずに紫外線対策や保湿を心がけて下さい。
そうすれば皮丘が水分を含んでふっくらと盛り上がり、皮溝も浅く小さくなります、キメが整うようになります。
自然に美肌を作るために手入れしない
肌を手入れしすぎると機能しなくなるという話があるみたいですが、そんなことはありません。
逆に、日々のケアで肌の機能をサポートすることがとても大切です。